大人の女性が訪れるべき都内サウナ３選
今回のブログでは、初めてサウナに入る方も、サウナ上級者にもおすすめしたいAVANTO厳選都内サウナを３つに絞ってお伝えしたいと思います。
良いサウナの条件とは
私たちが考える良いサウナの条件は、サウナブームに乗って確実に増えつつある男性サウナ―が求めるものとは異なります。夜な夜な、もとい、日々精進し、サウナ施設を行脚し、研究を重ねている私たちが考える良いサウナとは、以下の条件を充たすものです。
１．温度と湿度のバランス ～女性は特に気にしたい「湿度」～
通常、女性用ドライ用サウナ室内の温度は７０℃から９０℃、湿度は１０％から１５％に設定されています。温度と湿度のバランスは、施設の管理者の好みによるところが多いのか、外気温などの環境にも左右されるのか、日々異なることもあります。温度が高いと、キリっとして気持ちいいのですが、温度が高めで湿度が低いと「ヒリヒリ」していると感じることがあります。大人女性に「ヒリヒリ」は禁物です！
サウナ室内の温度が７０℃から８０℃と低めであっても、湿度が高めであれば体感温度を下げずに「ヒリヒリ」を回避できます。というのも、湿気＝空気中の水滴が熱伝導率をあげ、カラカラの空気の状態よりも体の温まりがよくなるからです。
サウナ室内の湿度をあげる最たるものは、前回ブログに記載した「ロウリュ」ですが、都内サウナでこれを自由に行うことができる施設は残念ながら限られています。また、サウナ室の断熱性、サウナ室の広さに対するストーブの大きさ、内装材の材質、室内空気の対流等々、様々な要素が複合的に絡み合い、良いサウナはできるのですが、温度と湿度のバランスがよく、サウナ室の空気のあたりが柔らかなサウナを良いサウナと考えます。
２．清潔感があること ～ラグジュアリとまでは贅沢申しません～
サウナに行く目的は、人によって様々だと思いますが、私たちは大人の女性こそサウナを上手に利用してリラックスしていただきたいと思います。そのために、サウナ施設はギラギラを避けて、できればラグジュアリな空間であって欲しいものです。
都内のリッチなホテルには、必ずといっていい程、SPAがあります。
古くはホテルオークラの会員制スポーツクラブ併設サウナは、高度経済成長期に日本の経済を担った男性経営者達の社交の場になっていました。最近では外資系ホテルやHILLSクラブといった施設でも、トレーニングジムと共にサウナが導入されいています。
番外編 TYLOHELO スチームサウナはアマン東京で
TYLOHELO のスチームサウナはアマン東京内のSPAに採用されており、アマン東京の極上トリートメントの施術前に大手町を見下ろす都心の大浴場で、スチームサウナにお入りいただけます。宿泊者とトリートメント利用者、SPA会員だけが利用するので、最近の時勢を考えると安心してお入りいただける施設です。
さりとて、、アマン東京も高級ホテルの会員制SPAも日常的にはなかなか・・・。
ラグジュアリに越したことはないけれど、日常的に訪れるならやはり「清潔が一番」ではないでしょうか。
先日、女性も利用できる老舗サウナに数年ぶりに訪れたのですが、いい意味でもそうでない意味でもバージョンアップがなく、
サウナ室の質はいいのですが、いまひとつリラックスできませんでした。
その理由をよくよく考えたのですが、おそらく、浴室出たところの足ふきマットや排水口の清潔感
がやや気になったのかなという結論に。清潔感は、浴室内・脱衣所ともにマストと考えます。
３．サウナルーム出た後こそメインイベント ～リラックススペースの重要性～
サウナでじっくり温まった体をクールダウンする水風呂は、今やどの施設にもあり、さほど違いはありません。
だがしかし、その後のリラックスするスペースについては、各施設でばらつきがあるように思います。
何に座るか、どこに座るか。
「何に座るか」について、白いプラスティックの肘置き付のイスが一般的ですが、私たちは写真のようなデッキチェアをお勧めします。 肘置き付イスに、水風呂後の体を小さく曲げて体育座りしなければならないのは、まさに隔靴搔痒。もどかしさといったら！
水風呂後のリラックスは、脚を伸ばして全身に血が巡るのを感じていただきたいです。
次に「どこに座るか」についてですが、できれば、浴室内の空気が暖まった「もわっ」とした空間ではなく、涼しく、そよ風か人工でもいいので微風のあたる場所にお座りいただくのが望ましいです。サウナ後敏感に研ぎ澄まされた肌が、風をより感じます。そこはもはや、湖畔（水風呂）の周りに広がる森林です。
良いサウナの条件を充たす、厳選３サウナはこちらです。
Spa La Qua（水道橋/春日） 「ヤルヴィ」
湿度と温度のバランス ★★★★★
清潔感 ★★★★☆
リラックススペース ★★★☆☆
アロマ水をセルフロウリュできる希少施設。ベンチも高目で、空気のあたりが柔らか。座面に敷くセルフマットが使い放題で、清潔。水風呂までのディスタンスがかなりの苦行ですが、露天風呂脇のデッキチェアで、脚を伸ばして休めます。（写真はSpa La Quawebsiteより）
ルビーパレス（新大久保/東新宿）
湿度と温度のバランス ★★★★☆
清潔感 ★★★★☆
リラックススペース ★★☆☆☆
ディープ新大久保にある1棟まるまる女性専用温浴施設。自動ロウリュが8分間隔で噴射され、じわじわきます。浴室内全体が蛍光灯できっちり明るくされており、暗さで誤魔化さず、隅々までお掃除が行き届いています。初心者にはお勧めしたい温度低めの遠赤外線サウナもあります。よもぎスチームサウナも高品質です。この２点が、デッキチェアないこと、外気浴ができないマイナスをフォロー。施設までの道のりは、やや勇気が必要ですが、入ってしまえば安心の女性専用施設です。（写真はルビーパレスwebsiteより）
庭の湯（豊島園）
温度と湿度のバランス ★★★★☆
清潔感 ★★★★☆
リラックススペース ★★★★★
浴室内のドライサウナでは、時間が限られてはいますがアロマ水によるロウリュサービスがあります。水着を着ながら入れる屋外にある小屋サウナでは、アウフグースサービスもあります。小屋の周りには、木々が生い茂り、木々の間からそよ風があたるところにデッキチェアがあり、完璧です。更に、浴室内のサウナの後は、深めの水風呂でクールダウンし、さわやかな温度に調整されたスペースにデッキチェアが何台も用意されています。リラックススペースは、何に座るか、どこに座るかの正解がここにあります。（写真は豊島園庭の湯websiteより）
気になるサウナは見つけられましたか？
今後もAVANTO的視点で大人女性に経験していただきたいサウナをご紹介します！
一日の始まりに、一日の終わりに、あなただけのサウナを